漢詩を学ぶ 漢詩を楽しむ 名作の漢詩
本『漢詩を学ぶ 漢詩を楽しむ 名作の漢詩』は、漢詩を学び、楽しむ人に、その材料を与える為の物である。
筆者が取りまとめた漢詩、著作権の切れた漢詩に着いて学んだ結果を公表する物であり、「名作の漢詩」を中心とする。
基本的に通釈は着けないが、これは、参項文献当を記載しておくので、そちらを参照されたい。
特に著作権の切れた本の復刻には、多大な手入力を要求されるうが、電子データ化したものを公表するので、これらを利用していただければ、幸いである。
内容については、今後、逐次、見直し追加していく予定である。
筆者は、漢詩同好団体で「漢詩を楽しみ」ながら学んでいる者であるが、指導いただいていた先生の一人が急逝され、筆者自身の「知的寿命」も余り長くないことを悟った。それにより、研究中の物でも、途中経過(一番時間を取るのは文字の電子化である)だけでも、同好の人たちに提供していくことが好ましいと思い、丁度、1年あまりをかけてきた「名句を含む漢詩、名作の漢詩」が一応の完成を見たのを機会に、研究途中のデーターを公表する物である。何らかの役に立てば幸いである。
2022年1月31日に、曽て親しまれた『和漢名選類評釈』(簡野道明)の中国詩の紹介を追加した。名作を集めた物として、親しんでいただきたい
2021年11月08日
山居閑人
名句を含む漢詩 名作の漢詩
本作品は、「引用・活用自由自在」とされている『心に響く 漢詩名句辞典』(ベレ出版社)から、許可を得て、その名句の約7割にあたるものを抽出し、中国データベース「捜韻」を使用して、詩本体を抽出し、参考文献を参照しながら語釈を加えた物である。
約1200首、850頁に及ぶ膨大な物であるが、「編集を有効にする」と見出しが折りたたまれる。適宜使用されたい。
三体詩 七言絶句 七言律詩
筆者が書き下しの練習と内容理解のために使った物であり、『唐詩選・三体詩』(友朋堂書店)
『唐詩選・三体詩』(友朋堂書店)
『國譯漢文大成 三体詩』(友朋堂書店)
『國譯漢文大成 三体詩』・三体詩』(友朋堂書店)
に基づき、参考文献として『三体詩』(朝日新聞社)を使用した。
これら文献では語釈が不十分であるので、『漢語大詩典』(「捜韻」に付属)、『大漢和辞典』等に基づき補った。
和漢名詩選類評釈
菅野道明著『和漢名詩選類評釈』は、大正三年十月に初版が発行されて以来、平成十年十一月改訂第百五冊まで発行された「古今の名著」である。
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林園月令
『林園月令』は、江戸時代の漢詩人・書家である館柳湾が編纂した書であるが、早稲田大学から公開されている。
『林園月令 初編』
『林園月令 二編』
このうち、第一編の「七言絶句」について、「捜韻」を使って復元し、原文の訓読文に従って読み下しを行った。「捜韻」と異なる部分があるが、原文を尊重すること、「捜韻」では読み下せない部分がある事に鑑み、原文に従ったが、部分的に不鮮明なところがあり、適宜補った。語釈は、いずれ着けるつもりであるが、多の作業もあり、同様の研究を行っている方のために公開するものである。
人口に膾炙しているものについては、通常の読み下しにしたが、他は原文に忠実に読み下したと思っている。しかし、作業途中の物であるので、間違いもあるかも知れず、参考資料として利用されたい。
「WORD」では、「編集を有効にする」と折りたたまれる。
2段階に渡って折りたたんであるが、適宜展開して利用されたい。
林園月令 白文(EXCEL)
林園月令 白文(PDF)
林園月令(WORD)
林園月令(PDF)
館柳湾選『佩文齋詠物詩選』(第二編)
『佩文齋詠物詩選』は、清の康煕帝が編纂した詩集であるが、この約1/3を館劉湾が選出して出版している。このうち、分類が「酒」から「雑蟲」亘るものが、早稲田大学から公表されている。
『佩文斎詠物詩選. 2編 / 館機 鈔録』
このうち、七言絶句について復刻と韻別分類を行った。これらには、中国から公表されているデータベースを使用した。
『《御定佩文齋詠物詩選》』
復刻だけで手付かずであるが、将來研究される方のために提供する。拾い漏れがあるかも知れず、韻別分類については、通韻、韻の揃っていない者があるので、不正確さが残っている可能性がある。
『佩文斎詠物詩選. 2編 / 館機 鈔録』 分類別(EXCEL)
『佩文斎詠物詩選. 2編 / 館機 鈔録』 分類別(PDF)
『佩文斎詠物詩選. 2編 / 館機 鈔録』 韻別(WORD)
『佩文斎詠物詩選. 2編 / 館機 鈔録』 韻別(PDF)EXCEL
物語で楽しむ漢詩・和歌 名作の漢詩
本『物語で楽しむ漢詩・和歌 名作の漢詩』は、漢詩、それを元にした和歌を「物語として楽しんでもらうために2020年9月27日に公開した物である。
「物語として楽しんで貰うもの」であるので、語釈、通釈は割愛したが、これらについては、参考文献等を参照されたい。
『物語で楽しむ漢詩・和歌 名作の漢詩』